TrueflowからEQUIOSへ

 

ワークフローRIPのトップメーカーSCREENから2000年頃デビューしたTrueflowは、長年に亘り進化し続け最近までサポートされてきましたが、今夏ついに終止符を打ちました。

「従来PS/PDF処理(KOUSUI)」ルート
2015年8月31日をもってサポートを終了

「最新PDF処理(APPE)」ルート
2018年7月31日をもってサポートを終了

事実、SCREEN公式サイトからTrueflow関連の製品情報が順次削除されています。また“Trueflow”で検索しても、リンク先はEQUIOSの公式サイトになっています。つまり製造メーカーとしてもTrueflowからEQUIOSへ完全移行したと言えます。
そういえばかなり前に「Trueflow印刷ユーティリティ」の名称を「EQUIOS印刷ユーティリティ」と変更していましたよね。

私たちユーザーにとって欠かせないあの「出力の手引き」Webも、2018年5月頃から新しいサイトに移行しました。

2018年3月までの出力の手引きWeb

2018年5月からの出力の手引きWeb

ただ新しいサイトに古い方の記事がコピーされているわけではないので、従来コンテンツの固定リンクは変更せず保存してくれるそうです。確かに過去の記事にはとても重要で内容の濃いものがたくさんありますから、これからも閲覧する機会は何回もあると思います。なので私もブックマークは両方のサイトを登録しています。

PDF版の「EQUIOS / Trueflow出力の手引き」2014年06月に公開された第16版を最後に改定されていませんが、もう直ぐ新しいPDF板が公開されるそうです。少し寂しいことにタイトルは「EQUIOS 出力の手引き」になるそうです。出力の手引きを執筆しているSCREEN松久さんから直接伺った話なので、恐らく間違いないと思います。

こういったことからも、TrueflowはRENATUSに続き完全に過去のRIPとなり、SCREENさんのワークフローRIPはEQUIOSに一本化されました。弊社においてTrueflowはまだまだ現役で動いていますし、パッチのサポートは終了しているものの、MTサービス東日本さんの保守契約は継続しています。過去データの流用や旧Mac、Adobeの従来バージョンに対応するには、「従来PS/PDF処理(KOUSUI)」ルートの方が安全でスムーズなことも多いのです。

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